令和2年3月9日
令和2年(2月:県議会) 議案質疑(3月9日)
<議事録>
第8款 警察費 第2項 警察活動費
交通安全施設整備費について
(1)
経年劣化した道路標識について
(質問)筒井タカヤ議員
警察本部長には、道路標識の更新基準年数を超えた古い道路標識がいつになればなくなるのか伺う。
(警察本部長答弁要旨)
道路標識の更新についてのご質問にお答えいたします。
個々の道路標識の老朽化の状況は、道路環境によって異なるため、更新基準年数を経過したからといって、必ずしも一律に更新が必要になるものではありませんので、議員お尋ねの時期は一概に申し上げられないところであります。
県警察におきましては、大型標識は2年に1回以上、路側標識についても2017年度以降、5年に1回から3年に1回へと頻度を高め、点検を実施しており、更新する緊急性、必要性が高いものを把握して、より速やかな対応に努めております。
引き続き、道路標識の適切な更新を進めてまいります。
(質問)筒井タカヤ議員
道路標識の重要性及び予算措置について、どのように認識されているのか伺う。
(総務局長答弁)
道路標識の重要性及び予算措置の認識についてであります。
道路標識は、交通事故の防止と交通の円滑化を確保する上で、重要な交通安全施設であると認識しております。
従いまして、2020年度当初予算におきましても、法人二税収入で1割を超える大幅な減収が見込まれ、県税全体でも3年振りに対前年度減となるなど、大変厳しい財政状況の中ではありますが、道路標識を含む交通安全施設整備費については、73億600万余円と、東京都に次いで全国2位であった2019年度の72億
7,600万余円を更に上回る予算額を確保しているところであります。
第8款 警察費 第2項 警察活動費
交通安全施設整備費について
(質問)筒井タカヤ議員
LED信号灯器の整備について、2026年のアジア競技大会までに整備率100%を達成させるなどとした具体的な目標を定めることについて、伺う。
(総務局長答弁要旨)
県民の皆様の安全・安心の確保の観点から、交通安全施設の整備にあたっては、信号灯器のLED化に限らず、道路標識や道路標示の新設・更新、交通管制機器の整備などが総合的に進められているものと認識しております。
予算額につきましても、大村知事就任時の2011年度の54億
5,900万余円から、2020年度の73億600万余円へと、9年間で約34%、約18.5億円を増額し充実を図ってまいりました。
その中で、信号灯器のLED化率につきましても、2011年度末の約30%から2019年度末には約60%となる見込みであるなど、着実に向上させてきているところであり、引き続き、総合的に交通安全施設の整備を進める中で、その向上が図られていくものと考えております。