令和2年2月定例県議会 県民環境委員会

【筒井タカヤ委員(無所属 名東区)】(一般質問)

 

 

 

 

(質問)筒井タカヤ議員

 

 

国政であれ、都道府県政であれ、市町村政であれ、それぞれ定められた選挙区の有権者によって代表を選出するのが選挙であります。

 

その自治体の首長の選挙においても、議会の選挙においても、選挙を通じて住民である有権者は、立候補する人の政策の提言及び主張する公約・及び候補者の考え方・政党が支持であればその考え方を持って投票をします。

 

その選挙の結果で当選する者・残念にも落選する者があります。

 

 

 

ともすると当選をした者(議員)も、敗者である立候補の考え方がどのようなものであったのか、いざ戦い、すなわち選挙結果が出ると、何を相手は言っていたのかすら記憶に残っていることは少ない。

 

昨年の春、名古屋市名東区では、大村知事が9日間の選挙期中に12回も応援、選挙の街宣車にも知事の声を録音し、連日、必死に支持されていた候補者がいました。それも大村知事の私設事務所秘書まで連日張り付いての応援でした。

 

 

 大村知事が全力で支援した候補者の最大の政策は環境対策」でした。その目玉の政策は動物のヤギによる除草でした。もっと具体的に言うなら、県有地の公園、河川、及び県施設の除草には、動物のヤギを大量に放って草を取り除くことだと主張されました。従来の土木建設や造園企業による除草ではなく、自然に優しいヤギでおこなうんだとの公約でした。

 

 

 

 これで、本当に、県管理の施設の除草が出来るのかとの質問もあったが大村知事は百も承知の上で、これまでにない最大級の応援をされておられたのです。

 選挙期間中も、県管理河川の香流川の堤防でヤギによる除草をして、満点の笑顔でもって選挙していました。(この光景は今でも忘れられない記憶として残っています。)

 

 

 

 残念ながら大村知事の必死の応援もむなしく、最下位で落選され、自分のもとからの住居(名古屋市北区)にさっさと帰られました。

 

 

 

 ここで質問です。

 

 

 

 県の環境を扱う部局では、これまで地球温暖化だ、大気汚染だ、水質汚濁だと、大局的なものが多かった。 そこには、個々の場所でのことは、もともと、やれ建設部だとか、いろいろと所管する所を言われることが多い。

 

 質問する、環境対策のヤギ除草についても、これはどこどこの「部」や「属」が担当する云々と言われるかもしれません。

 

 

 しかし、大村知事は、ヤギによる除草は、環境に優しい施策であると推奨なさり、それなりに評価されていました。

 愛知県の代表である大村知事が特別に推奨なさった環境に優しいヤギ除草です。

 

 

 

(第1の質問です。)何か大村知事から、ヤギ除草に付いての提言、検討の指示があったかと存じます。あれから1年近くとなります、何らかの指示、検討の話はありましたか?(答弁を求めます。)

 

 

 

(質問の2)ヤギ除草を取り入れる考えはいかがでしょうか。可能性と問題点を率直に伺います。

 

 

 

 先にお話したように、これまでになく全力で大村知事が応援された候補者の公約を放り出したままではないかと思います。まもなく大村知事からヤギ除草への指示、検討があるかも知れませんので、お尋ねした次第です。

 

 

私自身は、これは県の環境対策には当てはまらない、荒唐無稽の環境対策だと思っております。但し、愛・地球博記念公園、ジブリパーク都市公園でのNPO法人等によるイベント企画等であれば、、、ヤギ除草も子ども達もきっと喜ぶはずです、検討いただきたいです。

 

 

 昨年の県議選後、すっかりお流れになっている自然環境に子ども達にも優しいと喜ばれそうなヤギ除草の話、私(筒井タカヤ)はここに大村知事さんも「ヤギ除草」を推奨された候補者だけに粗末にしてはいけないと考えまして、一度だけお尋ねしようと思いました。(県当局の所見を求めます。)

 

 

 

 

(答弁概要)

 

 

  ○ 環境局では、自然環境保全や生物多様性保全を所管しているが、「ヤギによる除草」について、特に検討の指示を受けていない

 

 

○ ヤギによる除草は、施設管理における除草方法の一つとされている。

 

 

○ この方法は、草刈機の燃料が不要、除草剤を使用しないことや、刈り草の集積・処分が不要となることなどのメリットがある一方、ヤギに有害となる草を食べ残すこと、行動範囲を限定する柵・リードの設置やヤギの体調管理が必要となることなどのデメリットがあるとされている。                                        

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

 

 ○ 施設管理の面以外では、例えば、NPOが主催する生物多様性保全に関する啓発イベントで、ヤギと子ども達との触れ合いを通じて、生きものに関心を持ってもらうことや、近年課題となっている耕作放棄地の管理に着目してもらう取組が行われている。

 

 

環境局としては、そうした取組に対して、「あいち森と緑づくり事業」の環境保全活動・環境学習事業として補助している例があり、今後も支援していく。