令和2年3月16日
令和2年(2月:県議会) 県民環境委員会
<議事録>
○ SDGs推進フェア開催費について
(質問者 筒井タカヤ議員)
予算に関する説明書の119ページの5 SDGs推進フェア開催費の予算について質問する。
先ほど環境政策部長から説明があったが、この予算額で大丈夫かという疑問がある。
通常時なら大丈夫であるが、現時点の新型コロナウイルスとかいろいろな状況を考えたときに、様々な対応が必要となってくるのではないか。
新型コロナウイルスの状況が世界で日々深刻になっている。会議のスタイルや参加者の移動手段、宿泊も含めた対応は、この予算では計上されていない。
特にこの時期は、東京オリンピックが7月23日から開催されることとなっているが、それ以前にWHOの見解等で大きな変化があれば、そういったことを予想して、対応を考慮する必要もあります。
このオリンピックの対応を踏まえて、中止や延期も含めて考えないといけない。今できる限りの最高のコロナ対策はまだ議論となっていないと思うが、この予算ではできないのではないかを伺う。
まだ、対応はこれからというだけでは、済まない気がする。
(答弁者 環境政策課長)
SDGs推進フェアの開催費については、委員ご指摘のとおり新型コロナウイルスの状況をみて、今後、判断していかなければならないと考えております。
SDGs推進フェアは、実行委員会形式での開催を考えており、愛知県の他にも各種団体、経済団体とか大学、国際機関等と連携して、実行委員会を立ち上げて進めていくことを考えていますので、新型コロナウイルスの状況をしっかり注視しながら、関係団体と意見交換して、十分な対応をしていきたいと考えております。
オリンピックとパラリンピックの間の時期に設定していますので、これらの動向も注視していきます。
(質問者 筒井タカヤ議員)
現状では、これくらいしか答弁できないと思うが、開催するという前提ならば、対応を検討する必要があると思う。年内には、ほとんど収束しないと言われており、1年間かけて対応するという長期戦で臨むということであるから、まっただ中でやるという前提がある。
このため、対応方針は自分たちだけの中で考えるのではなく、日本政府や国際機関の動向や国際会議の対応を踏まえて、予備費も含めて検討することが必要となるのではないか。
(答弁者 環境政策課長)
現時点での対応は明言できませんが、委員のご意見をしっかりと肝に銘じて、実行委員会の関係団体との連携を密にして対応してまいります。
(質問者 筒井タカヤ議員)
自分の中だけで考えるだけなく、様々な意見も踏まえて慎重に対応を検討していただきたい。